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奄美大島のホムセンとスーパー

奄美大島での暮らし

ホムセンとスーパー

奄美の買い物事情

奄美大島に住み始めて数年経過してますが、この島でお買い物するにあたって気がついた事などを書いておこうかと思います。

関東にいた頃からの習慣で、島に来てからも、だいたいの品物はネットで購入しています。アマゾンや楽天、その他。

離島というのは送料がかなり厳しく、品物によっては「商品よりも送料の方が高くなる」ということが少なくありません。

(ちなみに引っ越し料金などは本土と桁が違う見積もりになります。本土内の移転なら数万円で可能なのに離島へ引っ越しだと百万円以上とか、そんな感じです。いっそ家具を本土でぜんぶ処分して、離島に引っ越してから買いなおした方が安上がりになるという話まであります)

Amazonは離島でも送料無料の商品がけっこう有る(プライム会員なら)ので、今は殆どの場合アマゾンを利用するようになりました。楽天は送料が痛いので他に選択肢が無い時だけ仕方なく買うと。

一昔前は楽天ばかり使ってたんですが、「楽天にしか無い商品」以外は買わなくなってしまいました。理由は送料の件だけではなく、その他いろいろです。

楽天はモールですので、対応も店舗ごとに異なります。対応が悪い店に当たってしまう確率が高くなっているのも楽天から遠ざかってしまった原因ですね。

どうしようもない無責任で不愉快な店で買ってしまった経験がある人なら分かってもらえる筈です。お金を出して買う側が気分が悪くなって後悔するというのは話になりません。

すべての商品に対し本社が一括で素早く対応してくれるAmazonとはやはり安心感が違います。その違いは、両方(Amazonと楽天市場)で商品を返品してみればはっきりします。アマゾンの返品対応の速いこと!

コロナ後の米大手ITの不振。AmazonやGoogleも例外ではないようです。Amazonの大幅人員削減がサービス面に影響してくるのは確実ではないか。楽天はモバイル事業に足を引っ張られていますし、これもサービス悪化に繋がってるようです。
物価は異常に上昇しているし、23年以降はなにもかもが不透明になりそうです。

ネットで買い物ばかりなら実店舗で物を買うことはないのかというと違います。ネットではなく、お店まで行って買うこともよくあります。ネットばかりだと現実社会と乖離してしまう事もありますし。

奄美のホームセンター

奄美大島で一番大きなホームセンターは『ビッグツー(ビッグⅡ)』といって奄美市のお隣の龍郷町にあります。ディスカウントショップとなっていますが、まあホムセンですね。

名瀬市街地から空港方面に向けて車で約30分くらいに位置しています。郊外だからか売り場も駐車場もかなり広くて、いつ行っても楽に車を駐車できます。

アクセスが良くて車行でのストレスがない。品揃えは、まあまあかな・・・

しかし本土でホームセンター通いに慣れた人はビッグツーに来るとある種の違和感を感じるでしょう。

それは「値段設定」
いろいろな商品のお値段をみると、首をかしげたくなる値札がついているのです。「コレちょっと高いだろ」と思う場面が多くて・・・

もちろん「普通のホムセンなみの値段」の品物もあるんです。が、全般的に「え~高いだろ」と思ってしまう物が少なくない。

これほど広い駐車場を備えたホムセンは奄美には他にないので、便利なこともありよく買い物に行くのですが、毎回感じてしまうのは、「やっぱ高いな~この店」と。(けっこう安い品もあったりします。ただ全般的に割高感)

大きなお店でアクセスも良く、お土産用の奄美産品なども揃ってますので便利ですよ。奄美大島に観光に来た方はぜひ立ち寄ってみて下さい。


実は奄美市にはもう一軒ホームセンターがあります。名瀬の中心部からほど近い場所にある『ニシムタ』

(本当は小規模の店が他にもありますが今は省略)

「ニシムタ」は鹿児島本土を中心に展開するスーパーセンター・ホームセンターチェーン。奄美市にあるのはニシムタ名瀬店です。

ここの商品は本土のホームセンター並のお値段、というか「安い」です。

田舎の人なら分かりやすい「牛糞堆肥1袋」のお値段で比較すると、ニシムタは2~3百円(本土のホムセンと同じ)、ビッグツーだと4~5百円。

明らかにビッグツーよりニシムタが安い(ホムセンとしては普通ですが、離島運送費の高さを思うと非常に薄利多売でやっている感じで、良店です)。

ニシムタは全般的にすべての商品が安く感じます。お買い得感はありますね。行く毎に「来てよかった、得した」と。

ただし、【ホームセンターを名乗るには店が狭すぎ】
売り場面積も広くはなく、駐車場の狭さときたらもう何というか・・・

いちおう市街地(の外れ)に立地してますから、広い店舗面積を確保できなかったのでしょうが、それにしても小さい。

安いのが地元の人に浸透してるのか、お客さんは多い。だから土日祭日に車で行くと、少しばかり切ない事態になります。

●駐車場に入れない
●駐車場待ちの車に挟まれて抜け出せなくなる
●ようやく空きが出来ても狭すぎて駐車が大変

自分は平日しか行かないようになりました。

ニシムタが奄美にも巨大な店舗を造ってくれれば良いのですが、過疎気味の離島ではそれも難しいのでしょうか。

そういう大きな店が出来れば、価格お高めのビッグツーも少し値段が変わるんでしょうが、今は独占状態なので仕方がないのかも。

奄美のスーパーとコンビニ

奄美にもイオンがあります。『イオンプラザ大島店』といって昔ダイエーだったのがそのままイオンに衣替えしたお店。本土で言えば中規模店という感じです。売り場面積でいうと小型の部類になるでしょう。

周囲の人に感想を聞くと、「立体駐車場が使いにくいのであまり行かない」という意見が多数。僕もたまに買い物に行きますが、お客の入りはそう悪くないようです。このイオンプラザは名瀬の市街にあります。

イオンの他に島に1店舗だけというのは、もうひとつあり、これは『だいわ』という小型のスーパー。朝日町という住宅地にあり、すぐ近くに名瀬徳洲会病院があります。

奄美大島で数店舗を展開しているスーパーは2つあり、ひとつが『タイヨー』、もうひとつは『グリーンストア』です。また『Aコープ』も島内に2店舗があります。

タイヨーは鹿児島市に本社をおく「株式会社 タイヨー」が運営していて、奄美大島では中規模店を3店舗営業しています。

そのうちの一店「タイヨー浦上店」はかなり大きくて、郊外にありますが奄美では一番の売上を誇るお店です。ここは100円ショップも併設しています。駐車場もそれなり。

頻繁にチラシを入れてますし、お値段も本土とあまり変わりないせいか、お客さんは本当に多いです。

グリーンストアは市内で小型店4店舗を展開する地元資本のスーパー。名瀬の飲み屋街である屋仁川にある入舟本店の2Fにはダイソーがあります。地元密着型スーパーという雰囲気です。僕も名瀬にいた頃よく行きましたが、「やや高いのでは」という感じでした。

そういえば先に紹介したビッグツーも地元資本です。地元経営だと安すく出来ない事情があったりするんでしょうか。たとえば資本力が足りないとか。それとも他の事情かな・・・

コンビニは『ファミリーマート』が5店舗あって、ここの運営も確か地元の方だった筈です。市内にある店舗が改装オープンしたとき、コンビニなのに行列ができたそうで、まあ順調に売れているみたいですね。

コンビニはほかに『島人(しまんちゅ)マート』というのがあり、島内で数店舗営業しています。

ドラッグストアはけっこうあって、マツキヨもあります。

その他のお店

ファミリーレストランは『ジョイフル』が4店舗展開しています。マクドナルドとロッテリアはありませんが、モスとミスドがあります。KFCは昔あったそうですが今はありません。スタバもありません。

TSUTAYAとゲオがあります。ヤマダ電機とエディオンはありますが、当然というかビックカメラとヨドバシカメラはありません。

映画館は今は一軒もありません。

西松屋はありますが「しまむら」はありません。それにユニクロもありません。洋服の青山はありますがワークマンはありません。

イオンの近くに『エディオン』『ツタヤ』とドコモショップがあり、その先に地元の回転寿司『まんてん』があります。そのまま道なりに進み左手に『山羊島ホテル』を見ながら山羊島トンネルを通過。道の右手に『ヤマダ電機』、もう少し先の左手に『ゲオ』があります。右手には『洋服の青山』

そのまま進むと左手に大きな名瀬徳洲会病院の建物が見えて、先ほどの『スーパーだいわ』もあり、道なりに進むと『タイヨー浦上店』、『ビッグツー』に至ります。

徳洲会病院近辺には他にマツキヨ、モスバーガー、ファミマなどが集中していて『回転寿司まんてん』の二号店もあります。西松屋とかもこの街にあり、その他の店も多くて賑わっています。この朝日町界隈は奄美市最大のベットタウンなのでこうなったらしいです。

かつては名瀬のメイン繁華街だった末広町のアーケードは、シャッターが目立ち人通りも少なく振るいません。
皆が車で移動するようになったのが大きな原因だとか。
電車の無い離島なのでこうなっても仕方がないのでしょうが、少し寂しい話ですね。

こう書いていると、「へんぴな場所だなあー」と思うかもしれませんが、その他個人店なども多くあり、日常生活で不便さを感じることは何もないです。

それでもスタバやマックもないし、若い人はちょっと抵抗があるかもですね。

長く東京で暮らした僕にしてみれば、そういう類の店は「どうでもいいものでしかない」もので、あってもなくても別に支障なんかないのですが、それを地方の若者に理解させるのは難しい話だとは思います。

ただ1点「競争が激しい」のは、店が多い都会の良いところでしょうか。競争・新陳代謝がない→店が営業努力しない→サービス低下→消費者に不利益
そういうことですから。

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