奄美大島の名所【2つの海が見える丘】
![2つの海が見える丘a](https://amami.temaeita.net/wp-content/uploads/2024/03/1907d437dc1c52cd49e8c98f014d9286.jpg)
ハートロックで有名な手広海岸や手広集落が右手に一望できる「2つの海が見える丘(加世間峠)」
奄美大島本島に観光に来た方々の多くはレンタカーを利用してると思います。修学旅行とか団体さんはバスなど利用するんでしょうが、交通網がイマイチな離島なのでレンタカー無しじゃドコにも行けない事になるからです。
ダイビングとか釣り三昧などハッキリした目的がある人達は別ですが、大多数の観光客が目指すのはその土地の名所。「見どころ・景色(できれば絶景)」です。
レンタカーを運転してドライブ。他に目的地があるにしても、少し寄り道してでも見ておきたい場所は、その土地の名所ですよね。
今回は【奄美大島の見に行きたいところパートⅡ】として奄美本島龍郷町にある「2つの海が見える丘」を紹介します。
2つの海が見える丘 奄美大島・龍郷
この場所は「加世間(かせけん)峠」と言って、小さな山の頂上付近なんですが、なぜ「2つの海が見える丘」と呼ばれているのか簡単に説明します。
なぜ「二つの海」?
日本本土が太平洋と日本海に挟まれているように、奄美大島を含む南西諸島は太平洋と東シナ海に挟まれています。
いくら日本本土が「列島」と呼ばれる島であっても、人工衛星や航空機でないと太平洋と日本海を同時に見ることはできません。(国内にいくつかある岬は別として)。スケールは違いますが沖縄や奄美でもそれは同じです。
海に突き出た岬でもない場所なのに、2つの海(太平洋・東シナ海)が肉眼で見えるかなり珍しい景勝地なんですね、「2つの海が見える丘」は。
奄美大島で一番、狭隘(せまい)部分(岬以外で)なので、高台の「2つの海が見える丘」から南を背にして右に太平洋、左に東シナ海の2つの海を同時に見渡すことができる
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2つの海が見える丘への行き方
2つの海が見える丘への行き方は上のGoogleマップで大丈夫だと思うんですが、奄美大島で暮らす者の視点から少し追加しておきます。
奄美空港から行くルート
悩ましいのは、この丘にもっとも近い、入り口(登り口)である道路の工事が何年も続いていて、〈まだ工事中で通行禁止〉になっていることです。(丘に行く道は他にもありますのです安心して下さい。あとでご案内します)
奄美空港から奄美市街地の名瀬に向かうと、龍郷町赤尾木で国道58号に合流して、赤尾木集落を抜け少し進むと『奄美大島紬村』の看板とバス停が左手に見えます。その正面の道向かいの国道右手に山に向かう道路があります。
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その道路が「2つの海が見える丘」への最短コースなんです。が、
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このように工事中通行不可の看板が。
この看板、いったい何年前から在るのかちょっと思い出せません。数年前に、この看板の横をすり抜けて進んで行ったら、かなり狭いデコボコ道に遭遇したけど、丘まで行くことができたのを憶えています。
でも今は看板の片側は工事関係者の専用らしく、すり抜けても上の方でこうなっているので注意してください。
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つまり今現在は完全に通り抜け出来ない行き止まりの通行止め道路なんです。早く工事が終わって道が通じると便利になるんですが。
「2つの海が見える丘」へ今現在行けるルート
龍郷町赤尾木から奄美市街地の名瀬へ向かい数kmドライブすると、ビックツーというホームセンターがあります。その店の手前にある信号を曲がり戸口(とぐち)という集落へ向かい、太平洋を望む東側の山道を北上すると「2つの海が見える丘」に行けます。
空港から奄美市街地の名瀬方面に向かっている場合
龍郷町役場を過ぎて少し走るとファミリーマートが左手に、さらに進むと「町田酒造株式会社」が左手にあり、その少し先に信号があるので、
![2つの海が見える丘への道順①](https://amami.temaeita.net/wp-content/uploads/2024/03/cbcd8c6a15f6c773fb35d40c281cf812.jpg)
そこを左へ曲がる。
逆に名瀬から空港方面に向かっている場合
ビックツーを過ぎるとすぐ信号が見えるので右へ曲がる
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信号を曲がったあと
道を進むと戸口集落の手前で左手に橋が見えますので、左に曲がります
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左折した道をしばらく進むと道路が二股になっているので、左の道に進んで下さい
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道なりに進めば2つの海が見える丘に着きます
ちなみに右へ行くと戸口漁港があり、このコースもかなり風光明媚で太平洋が美しいので、時間がある方は周回してみましょう。
こちらも参考に
龍郷町HP観光情報「2つの海が見える丘」
このコースでは、丘を見終えたらUターンして来た道を戻ることになります。
先ほどの道路が開通すれば、見どころの多い手広地区に抜けられるし、奄美大島屈指のドライブコースになるんですが。
工事が完了するのを待つしかなさそうです。
2つの海が見える丘 注意すること
展望場所にある木造のデッキは観光関連業者さんがパラグライダー発着かなんかに使っている私有地(デッキ部分のみ)なので、立入禁止です。
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柵もなく危険で怖いので、入る人はいないと思うけど。子供さんと一緒でしたら危ないので目を離さないようにしましょう。
景色観賞や撮影は正午から後が良いです。正面が東寄りなため、午前中は太陽が眩しくて逆光になりますし海の色も堪能できません。
奄美大島に遊びに来た方はドライブの途中で立ち寄ってみてください。