「日南N1」と「日南の姫」
温州ミカンといえば普通12月頃に食べるものというイメージがありました。昔はどの家庭でも正月になると段ボール箱の温州みかんが台所にあった気がします。
今でも多くは12月が最盛期なのでしょうが、温州ミカンの種類も増えて、9月あたりから出回る極早生温州もありますね。
極早生温州も育ててみようと思い、探してみました。見つけたのが「日南N1(にちなんえぬわん)」と「日南の姫(ひなのひめ)」
温州ミカンの中では収穫期が一番早く、9月頃。暖かい奄美だと8月獲りも可能でしょう。
それで20年春に日南N1と日南の姫を購入して植え付けました。
ところが・・・・
日南N1は日南1号の枝変わり品種で2008年に登録。宮崎県を代表する極早生種として人気がある。別名がニュー日南、日南の姫。日南の姫(ヒナノヒメ)は都城大同青果株式会社の登録商標である。
僕は植えてからしばらく後まで「日南の姫と日南N1は別のミカン」だと思っていたのでした。
う~
早とちりというか、販売店!ちゃんと商品説明欄に書いとけよ、クラァ! せめて「ニュー日南」で統一しとけ、ヤヤコシイ。
まあでも別に損した気分ではないです。他のミカンが成熟するのを首を長くして待っている晩夏ごろにいち早く食べられる美味しい温州ミカンは貴重ですからね。それが1本増えただけ。
日南N1と日南の姫を植える
日南N1
4月植え付け
8月頃
翌春・・・・・
日南の姫
8月頃
翌春・・・・・
「・・・・・なんじゃこりゃ!」
両方とも、8月頃をピークに、どんどん葉が減っていき、冬を越すと、なんとも痛々しいというか、寒々しい樹姿になってしまいました。
何らかの要因で葉が落ちて生長が大きく阻害されましたが、僅かながら新芽が付いてるのでまだ生きてはいる様子。
枯れてまではいないようで一安心です。今後復活してくれる事を願って見守ろうかと思います。