津之輝を育てる(3)
昨年(21年)春に植え付けた津之輝の苗木。順調とまでは言えないけれど、何とか育っています。1年目を終えて2年目の春芽が出て葉が展開しました。
植え付けた時に棒状態だった1年生の津之輝苗。
定植翌年 春芽
なんとなくですが1年生苗全般に勢いを感じています。みんな元気が良さそう。去年の芽掻きさえ上手くいっていればもっと生育がよかったかもしれない。
同時に植えた2年生の苗木の春芽。
1年生の苗が「特等苗」で、こちらの方は「1等苗」だったからか、2年生の苗は成長が遅いような気がします。(1等苗と特等苗の違いをよく理解してませんが)
いまだに春芽が展開しない個体が数本あり、やきもきしています。
3年目に突入した津之輝ミカン
成長速度の個体差が激しくて、「どうしたもんか」と困惑しつつも、どうにか無事に3年目に突入しました。
「道法スタイル」も少しだけ意識して、横に広げずに垂直ノッポにしています。23年1月現在2メートルオーバー。樹高は2・5メートルくらいまでにして止めようかと。
2メートル以下でないと手入れや収穫の効率が悪くなりますが、仕方ありません。
もともと狭い畑に短い間隔で密植してあるし、将来間引きするにしても、ミカン木としてはスペースが厳しい植え方だったので、立て気味に育てるのが合理的。
というか選択の余地がない。津之輝が直立タイプであるにしても、ミカン木は普通に育てると5~6年で横に数メートルも広がってしまうからです。
間引き開始までの7年くらいの期間はこのような形を維持することになるのでしょう、おそらく。
昨年、味見するため数個だけミカンを実らせたんですが、評判通りの美味さでした。美味しくて綺麗なミカンですね津之輝は。
今年は木の様子を見ながら少数の実をならせます。来年から収穫と呼べるほどの実がつくといいんですが。
三月後半、花がきました。20個くらいの実が収穫できそうです。
夏の様子
来年からの収穫に期待です。