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奄美の自然に囲まれて農作業の日々

素人農業あれこれ

奄美の自然と海

見様見真似で始めた素人園芸ですが、農地での仕事がこれほど大変だとは思っていませんでした。

漠然と「種や苗を植えて、水と肥料を適当に与えていれば、あとは楽しく収穫するだけ」なんて事を夢想していたのですね。

甘すぎる考えだったと言うしかありません・・・・

実際は植物を育てている時間よりも、畑を維持管理する肉体労働をしている時間の方が長い。いや本当に疲れる・・・

そして農地の雑用(主に重労働)は「終わりというものが無い」のです。

もう面倒くさいからテキトーに手抜きして・・・
そういう考えは通用しません。手抜きすると、すぐに荒れてしまうのが農地だからです。

まず農地の雑用といえばその筆頭は【草刈り】。短い冬が終わり、ポカポカ陽気になると、恐ろしい勢いでワケのわからない雑草がそこかしこからニョキニョキと伸びてきます。(冬は雑草が生えないという意味ではない。念の為)

そんな草なんか放っておけばよさそうなものですが、放置してヤブにしてしまうと、奄美の毒蛇ハブの関係もあり、もう二度とその場所に入る事ができなくなる。また、雑草が畑の中で繁殖すると、作物が駄目になるわけです。

露地栽培の宿命というか、ヨソではトラクターなんかを巧く活用しているようですが、ウチはトラクター使うような規模じゃないし、営農してませんし。

それに、トラクターは畑の平地部分は良くても、斜面やらに覆い繁る雑草には何の役にも立ちません。

結局、刈払機の使用となるわけです。

疲れを癒す奄美の自然

草刈りの途中でこんな花を見つけて癒やされたりします。百合の花は風情がありますが匂いが独特ですね。

雨や太陽光線を避ける為の一時しのぎの掘っ立て小屋を組み立てたり。

かと思えば、大雨で崩れた農道をコンクリートで補修したり。

雨といえば畑に水は欠かせません。水道の無い山畑なので小川から水を引き込んで使っているのですが、そのメンテナンスもあります。

まあ色々とやる事が多くて大変。それでも何故か、キツイと思うことはないですね。正直いうと楽しいです。

初めてやることばかりで、目新しい作業だからか、年齢的なものか、植物を育てる愉しみの一環だからなのか、楽しく感じる理由はちょっと分かりません。

畑からの帰り道、誰かの畑地で白い物がモコモコ。何かと足を止めると、白鷺のような鳥が。ミミズや虫を狙って畑に舞い降りたのでしょう。

奄美の海は格別ですが、山間のこういう光景も良いですね。

奄美大島は四方が海、どんな場所からでも(山奥は別ですが)数分も車で走れば海岸線に出ます。そしてどこの海岸から見る海も透明度があり、日光の具合によって色が変化し、とても美しいです。

畑からの帰路、海に魅せられてつい遠くまで走り込んでしまい、夕方になりました。

海を見てると時間を忘れます。

そろそろ暖かくなったきたし、明日あたり久しぶりに海に入ろうかな。

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