グアバを挿し木から栽培する
垣根と防風を兼ねた樹木が5~6本スカスカに枯れていました。原因は不明ですが再生は不可能のようで、すべて除去。
その場所はそれほど強風が当たらない所なので、次はグアバを植える事にしました。奄美でいうところの「バンシロ」です。
グアバの挿し木手順
春先にバンシロの枝を取って挿し木。
ポットに移す
2週間ほどで根が出たので、ポリポット(赤玉7腐葉土3)へ。
定植
梅雨前に枯れ木跡地に定植。
グアバの生長
夏に葉を増やして。
一年生苗木らしくなりました。
ちなみにこのバンシロ(グアバ)、種類は「赤葉赤実バンジロウ」(別名、銅葉グアバ・レッド・グアバ)らしいです。
親木に実った果実は確かに赤身だったし、
葉も赤くなっていたので、この挿し木グアバも成長すると赤葉が出てくる筈です。
(後日分かったのですが、実の色は白でした)
挿し木のグアバ 秋ごろ
剪定(間引き・切り戻し)
剪定するにはまだ幼すぎなのでしょうが、画像のとおりまったく使えない地摺りの枝が下に向かって元気よく伸び放題になっているので、間引いておいた方がいいと判断。
まっすぐ立っている枝を主枝候補に残して、他の枝は付け根からバッサリ切りました。先端も少しだけカットして切り戻し。
剪定後
次の剪定は来年の初夏頃、どんなふうに育っているでしょうか。楽しみ。
植え付け1年後の挿し木グアバ
花芽らしきものが沢山出ています。
これが開花して実をつけたとしたら、まったく予想外の嬉しい誤算です。実が付くのは早くても2年、まあ3年ぐらいは掛かると想定していたからです。
まだ木が小さいので、ほとんどは摘花、あるいは摘果しますが、少しだけ実らせてみようかな。リン酸など追肥しておこうかと。
まだどうなるか分かりませんが、初夏に向けて楽しみが一つ増えました。
開花
5月、開花
グアバの花です
その後白い実のグアバを少し収穫できました。
翌年の夏 グアバの収穫
23年の夏、グアバの木がかなりの大きさになりました。
けっこうな数のグアバの実もついています。
八月中旬からグアバ収穫。
あまりキレイではないけど、味はまともです。
●グアバ果実の食べ頃
・グアバの実は熟すと表皮の緑色が薄くなり、濃緑から白っぽい感じに変化します
・緑が薄れて白っぽくなったら、指で押さえてみます。柔らかさを感じれば食べ頃ですよ