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パッションフルーツの棚栽培(3) トケイソウのカーテン仕立て(T字仕立て)

パッションフルーツの棚栽培(3) パッションフルーツ

パッションフルーツの栽培を始めて3年目。
昨年はガーデンパイプで棚を組み立て、ステンレスワイヤーで天井を作り、簡易パーゴラ風にして育ててみました。

結果、パッションフルーツの葉は勢いが凄くて、夏には繁茂し過ぎてしまい、天井タイプだと手入れや収穫が非効率かなと。

それで秋の植え替え時にワイヤーを外し、パイプのみにしました。
【T字仕立て】に切り替えるためです。

T字仕立ては新梢をパイプ(棚線)に沿って誘因して行く主幹型整枝で、側枝をカーテン風に垂らすので「カーテン仕立て」とも言います。

側枝を等間隔に垂らし、そこに実を生らす仕立てなので、手入れのしやすさの他、天井タイプよりも植え付け数を増やせるメリットもあります。

パイプに沿って誘因していき、

棚面に達したらT字又はL字に主幹を伸ばして行く。

棚線の端で摘心し、側枝が生じたら下に垂らします。出来るだけ左右等間隔になるように芽を間引いたりして整える。

正方形に近い棚の形を効率良く使うため、正確にはT字ではなく「逆T字仕立て」にしてあります。

6月頃から花が咲き始めました。
この仕立て方だと人工授粉作業も楽です。


実は身長よりも低い所に出来るので、収穫も非常に簡単で効率が良い。

一つの枝に5個くらいの実が適当でしょうか。
それ以上なら早めに摘果して落とします。

昨年悩まされた「立枯れ」も、根をむき出しに育てることで、発病率は下がりそうです。

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